雨続きの毎日ですが ピアノの部屋は
湿度50%前後に保っていますので
快適です!
ピアノにも快適 弾く人にも快適
サイコーです♪
さて ピアノの美しい音にこだわっていて
美しい音じゃないなら音楽じゃない
くらいに思っているワタクシのその原点は
恩師の一人 パークハウス先生です。
先生は美しい音にとてもこだわってらして
私の最初のレッスンの1時間半は
「さすらい人幻想曲」シューベルト作曲の
最初の数小節に費やされました。
でもって いかに最近(80年代あたり)のピアニストが
音に関して無神経になっているかを
当時ニューヨークタイムスの音楽評論家だった
友人のハロルド・ショーンバーグ氏と
いつも話題にしていたそうです。
そりゃあ美しくないよりは美しい音のほうが
絶対にいいに決まってます。
ただ この美しい音をどう出すのか?
美しい音を出すには 美しい音の認識からはじまります。
簡単なことで 結局は取捨選択です。
この音は美しい この音は美しく聞こえない
その違いを認識できない限り
自分で美しい音を出すのは 難しいと思います。
美しい音を認識するには まず聴くことです。
いろいろな演奏を聴いてみる。
録音技術の低かった数十年前の録音でも
美しい音は美しいです。
この演奏が恩師の演奏です♪
ブラームス 作曲 パガニーニの主題による変奏曲 Book 1