個人的に好きな ラモーのガボットと6つの変奏曲を
生徒が練習を始めたのですが
バッハ・スカルラッティ以外のバロック音楽
特にフレンチバロックは 完璧に私の守備範囲外です。
特に装飾音符は特徴的で お手上げになったため
札幌の友人で チェンバリストの新妻美紀さんに
オンラインで 装飾音について いろいろ教えてもらいました。
ラモーの原曲はピアノ譜になっているものとも違い
とても勉強になりました。
チェンバロにはペダルは無く 強弱も付けられないため
音楽的な効果を出すための特徴的な弾き方があります。
全てをピアノ上でする事もする必要も無いと思いますが
そのような演奏をしていたんだと知っておくと
自分が弾くときの参考になると思いました。
YouTubeで探すと たくさんの演奏があり
それぞれが魅力的です。
ひとつひとつ聴いていくと
あっという間に時間が過ぎてしまいます。
でも 至福の時♪
いろいろ聴きましたが今のところイチオシはこの演奏♪
ナターシャ・クドリツカヤ
今回初めて聴いたピアニストです。
何が好きかと言うと ピアノの魅力を最大限生かしつつ
ラモーを美しく弾ききっているという所です。
全然飾り気の無いピアニスト
パリの屋根裏部屋で弾いている体など
すごく自然体で 音楽が染み入ってくる感じ♪
この マルセル・メイエというピアニストは
以前にもオススメしたことがあります。
我が家にはCD17枚組があるのですが
ほとんど全部が YouTubeで聴けるようです。
ガボットと変奏は 1:02 あたりからの始まりです。
興味のある方は聴いてみてくださいませ。
こちらは マルセル・メイエにとても影響を受けている
アレクサンドル・タローの演奏です。
最後にもう一人
王立音大の後輩だわ!!なんつって(^^;)
たまたま同じ学校に在籍したことがる と言うだけですが・・
彼がデビューリサイタルをしたウィグモアホールは
私も受賞者コンサートで演奏したことがある
由緒あるホールです。
この演奏もとても好きです。
最後に テーマであるガボットをもう一度弾く
ということには何か意味があるのでしょう。
美しいです。
お勉強は まだまだ続きます♪