その3)では ピアノには適切なメンテナンスが必要である
ということについて語ってしまったので
すでに その4)に突入してしまいました(^^;)
さて 本題に戻りましょう。
最初のE♭で決めた というところまで書きました。
グランドピアノは3台あったのですが
技術者・調律師でもある店長さんから
3台のピアノをそれぞれ違うように調整・整音してある旨
ご説明いただいた後 早速最初のE♭ですよ。
割と一般的なオールマイティな響きのピアノで
ポーンと一音♪♪♪
「これだ!」
と ビビビビっと決まりました。
続いて 一回り大きなピアノは
工場出荷から間もなく 割と明るい感じで仕上がっていて
一回り大きいと当然響きも大きくなり
また明るい音質のためとても華やか でも美しい音を
身体で感じることが出来ました。
最後に 我が家のC1Xと同程度のサイズで
柔らかめの音に調整してあるピアノも
優しく優雅な響きでした。
ピアノ自体がとても素晴らしいこと
それに加えて 調律師さんの技術レベルが大変高く
一緒にピアノを育ててもらえる
ということが確実にわかり
即座にこのピアノを買うことに決めました。
ただ 一点だけ考えたいことがありました。
それは高音部の響きの弱さでした。
ホールに入っているフルコンサートグランドピアノが
3メートル近くもあるのは その分反響板が大きく
響きが豊かになる という理由からです。
我が家のC1Xも中間部から低音にかけては
本当に良い音で鳴ってくれていて満足しています。
でもやっぱり高音部が弱いのです。
反響板が小さいのですから
響きの弱さは仕方のない事なのですが
もう今後 ピアノは買う事は無いだろう事を考えると
納得の行くサイズのピアノを買いたいと思いました。
そこで 響きを確認したいので
どこかで 大きなサイズのピアノを試弾できないかと
ご相談したところ 横浜で弾かせていただけることになりました。
その5)につづく・・・